よくあるご質問

相談方法と予算について

ご相談について

ご相談のお客様の中には、「先に相談だけ行い、漢方薬の使用については後から検討したい」という問い合わせをいただくことがございます。

大変申し訳ございませんが、当薬局では剥脱性口唇炎以外にもたくさんの方からの相談依頼があるため、漢方薬の使用を迷われており、相談だけしたいという方のお話をお伺いする余裕がございませんので、お断りさせていただいております。

新型コロナに伴い、剥脱性口唇炎に限り、初回からの電話相談を受け付けておりますので、以下をよくお読みになったうえでご相談していただきますようお願いいたします。

初回相談の前準備

初回相談前お問い合わせフォームから、必要事項を入力の上、当店に送信してください。

初回相談前お問い合わせフォームは
こちら

画像の送信

口唇炎の状態がいずれのタイプに属するか、漢方にて改善可能かを確認するために14日間の画像(ピンボケしておらず、口唇の詳細な状態が確認できるものに限る)を「画像送付フォーム」より送信してください。

●画像は、起床時の何も塗布していない状態で統一していただけると口唇炎の状態が外用薬などに紛れることなく確認できますので、そのタイミングで撮影し、データ名などで撮影の日付が分かるように工夫していただきますようにお願いします。

●少しでもピンボケがあったり、外用薬を塗布した状態での画像では、口唇炎の状態が不明瞭となるため、どの漢方を使えばよいか、そもそも治せるかどうかの判断ができなくなりますので、ご相談をお断りさせていただくことがございます。

画像サンプル
画像サンプル

画像送付について

①画像は14日分(14枚・jpegデータ)をフォルダにまとめて、ZIPファイルに圧縮してください。

②圧縮したZIPファイルを、Firestorageギガファイル便などのストレージサービスをご利用いただき、アップロードしてください。アップロード方法につきましては、各サイトをご確認ください。

③アップロード時に発行されるダウンロードURLをコピーし、「ダウンロードURL」欄に貼りつけてください。また、パスワード設定された場合は、パスワードのコピーと貼り付けも合わせてお願いいたします。

ご自身の口唇炎の漢方で治すために、欠かすことのできない貴重な情報となりますのでよろしくお願い申し上げます。

画像送付フォームはこちら

初回のご相談について

電話相談をご希望の場合

現在、日本全国から剥脱性口唇炎のご相談をいただいております。剥脱性口唇炎に限り、初回から電話相談が可能です。

画像を確認後、漢方で改善可能と判断し、剥脱性口唇炎の状態などについてメールまたはお電話にてご連絡させていただきます。
ご連絡後、初回相談日時の日程をご予約いただき、その日程に合わせて問診票を郵送させていただきます。問診表に記入後、当店にFAX送信していただくか、返送していただきますようお願いいたします。

初回相談時に電話にて患部の状態、そのほかの体質や体調について詳しくお話をお伺いし、画像判断と併せて、適切な漢方の処方を組み立てていきます。

直接来店をご希望の場合

画像を確認後、漢方で改善可能と判断し、剥脱性口唇炎の状態などについてメールまたはお電話にてご連絡させていただきます。
ご連絡後、初回相談日時の日程をご予約いただき、その日程に合わせて問診票を郵送させていただきます。問診表に記入後、予約日時に直接来店していただきますようお願いします。

初回相談時に患部の状態、そのほかの体質や体調について詳しくお話をお伺いし、画像判断と併せて、適切な漢方の処方を組み立てていきます。

※初診の方は、必ず問診表をご記入していただきます。初診問診表は記載だけで20~30分程度かかりますので、事前にご自宅に郵送させていただいております。
ご自宅にて記載していただけると、相談にかける時間を十分に確保することができます。

※ 当店代表である廣田の漢方相談を希望される場合に限り、初回相談料4000円を漢方代とは別に頂戴しておりますのでご了承ください。

2回目以降のご相談について

2回目以降は、直接来店でも電話相談でもどちらでも可能です。

電話相談をご希望の場合は、予約日時の前までに口唇の画像(必ず毎日の口唇の変化を撮影していただき、より詳細な検討を行えるようご協力ください)と予約日前日の舌の画像を添付して、メール、または「画像送付フォーム」よりご送付ください。

これらの画像をもとに漢方薬が効果を発揮しているかどうか、副作用は出ていないかなどを確認し、さらに症状に応じた口唇のケアおよびアドバイスを行ってまいります。

月額の予算について

剥脱性口唇炎の状況、経過によって費用は大きく変わりますが、月額3万円程度の費用で改善されています。

症状について

口唇炎の状態

当店にご相談に来られる方は剥脱性口唇炎と思われている方がほとんどですが、中には急性口唇炎、化膿性口唇炎、ヘルペス性口唇炎、紫外線口唇炎、アトピー性口唇炎など、明らかに剥脱性口唇炎とは異なる場合もあります。
剥脱性口唇炎と思われる症状でない場合において、西洋医学的な治療を最優先すべきと判断した場合には、病院へ受診するように勧告する場合もございますので、ご了承ください。

口唇炎の改善にかかる期間について

症状が軽かったり、経過が短い場合、急性口唇炎などの場合には、比較的早い段階で効果が見られることがほとんどです。

一方、剥脱性口唇炎の場合や経過が長い場合には、数か月~年単位の時間が必要になってくることがあります。

使用する漢方薬について

急性炎症・組織破壊期・新陳代謝活性期によって使用する漢方薬は大きく異なります。また個々の口唇の状態(剥脱するサイクル、剥がれた皮の色調、乾燥度、剥脱後の疼痛・熱感・腫脹・色調、皮の密着度、剥がれ方など)によっても処方は異なります。
その他、口唇の状態のみならず、全体的な体質、季節の変化などを鑑みて漢方薬処方を行っております。

口唇の皮の変化について

口唇炎のパターンについてはこちら

パターン①~③の炎症系口唇炎の場合には適切な治療および漢方薬の使用により短期間で変化することが多いです。
一方、その場合でもリンパ液の漏出を伴う口唇炎の場合には、リンパ液の漏出が止まるまで口唇の状態が悪く見えたり、皮が剥がれるまでに2週間~4週間程度の時間がかかることがあります。このときに見た目が悪いことに不安を覚えたり、無理に剥がしてしまうと反って症状が悪化し、治癒までに時間がかかるようになってしまいますが、我慢強く自然に剥がれるまで待つことで、症状は一気に好転することが多くなります。

パターン④~⑦の口唇炎については、症状が起こってからの期間や症状の程度によって異なりますが、漢方薬がフィットすると、口唇の状態(剥脱するサイクル、剥がれた皮の色調、乾燥度、剥脱後の疼痛・熱感・腫脹・色調、皮の密着度、剥がれ方など)が変化してきます。この場合も漢方薬を飲んだからと言って一気に症状がよくなるということはなく、緩慢に変化するため本人は気づかないことも少なくありません。過去の画像をさかのぼって毎回確認することで変化していることに気づくこともあります。

いつまで漢方薬を続けたらよいか?

剥脱性口唇炎が改善してくるにしたがって、「いつまで服用すればよいか?」というご質問を多くいただきます。

当店ではいつまで服用するかは、ご本人次第だと考えております。

それは、それぞれのケースで、口唇の状態をどこまで改善したいのかという判断基準が異なるからです。

例えば・・・

  • ・完璧に治したい
  • ・多少荒れても今より良くなったらそれでいい
  • ・見た目が普通に見えたらそれでいい
  • ・口紅が使用できるくらいになりたい

など、それぞれ希望が異なります。

したがって、ご自身の中で納得できる状況になったと感じたとき、もしくは効果がないと判断されたときに、漢方薬を減薬したり、中止したりすればよいと考えております。

当店では無理やり継続するように押し売りするようなことは一切ございません。

口唇のケアについて

口唇の皮を剝がしてよいかどうか

化膿性口唇炎の場合は、化膿した部分は適宜剥がし、患部の消毒や抗生物質の外用薬塗布を行う必要があります。

リンパ液が漏出している場合には、漏出したリンパ液が固まるため、口唇の見た目が非常に悪くなることがあります。しかしそれが気になるからと言って剥がしてしまうと組織の修復が間に合わず、いつまで経ってもリンパ液の漏出が治まらず、症状が改善しなくなるため、そのような場合にはなるべくリンパ液が付着した皮を剥がさないようにしてください。

剝脱性口唇炎の場合、口唇を物理的に剥がすことによる炎症が起こる場合があるため、基本的には剥がさないように心がけ、浮き上がった皮をハサミなどでカットすることを推奨しております。

口唇のケアについて、医師の指示がある場合は、その指示を最優先していただきます。

ワセリンなどの保湿剤の使用について

急性口唇炎の場合には、医療機関による治療を最優先し、ステロイドなどの抗炎症剤、抗生物質などを使用します。

組織破壊期・新陳代謝活性期での剥脱性口唇炎の場合、薬用リップなどの成分が炎症を助長する恐れがあるため、それらの使用は推奨しておりません。

ワセリンについては、薬用成分などは含まれておりませんので、乾燥予防と患部の保護のために使用しても問題ないと考えております。

ただし、それらの保湿剤の使用によって、本来剥がれるべきでない皮が一気に剥がれるような場合、剥がれたことによって炎症が起こることがあります。そのような場合には、使用しないようにアドバイスいたします。