よくある質問

相談方法と予算について

ご相談

相談者の中には、「先に相談だけ行い、漢方薬の使用については後から検討したい」という問い合わせをいただくことがございます。

当薬局では剥脱性口唇炎に関して、十数年の間に数百例の臨床を経験し、その知見を深めてきました。

これまでは、漢方薬の使用を迷われており、相談だけしたいという方のご依頼はすべてお断りしてきましたが、あまりにも問い合わせが多く、剝脱性口唇炎に悩まれている方の多さとその不安や悩みの深さを痛感し、その考えを改めました。

自分たちが持つ経験と知識が、少しでも当疾患に悩まれる方の役に立つなら、アドバイスだけでも行うことができますので、まずはお問い合わせください。

  • アドバイスのみをご希望の方に無理に漢方薬を勧めることはありません。
  • 漢方のご予算に関しても、できる限り、ご要望に応えるようにしますので、随時ご相談ください。(ただし予算に限りがある場合には、使用する漢方薬に制限がありますので、その分、効果が弱くなるとお考え下さい。)

初回のご相談

現在、日本全国から剥脱性口唇炎のご相談をいただいております。

初回相談時を含め、ご相談は店頭ならびに電話で行っております。
したがってわざわざご来店いただかなくても、口唇と舌の画像を事前に送っていただければ、ご相談が可能な体制を作っておりますので、ご安心してお問い合わせください。

また相談時には、剥脱性口唇炎になった経過、患部の状態、これまでの治療歴、現在の状態、処方薬や外用の使用の有無、ならびにそのほかの体質や体調について詳しくお話をお伺いしますので、お時間には十分なゆとりをもっていただきますようお願いします。

初回相談時に口唇に関するすべてのアドバイスを一気に行うことは不可能です。(伝えるべき改善点がたくさんあり、それをすべて説明しても一度に実践できないこと、そのアドバイスの情報量が多すぎて、処理しきれない可能性が高いことなどがあるため)

初回相談時には特に重要と思われるポイントに的を絞って説明し、2回目以降の相談毎に口唇画像と変化を踏まえて、さらにアドバイスを行っていきます。

2回目以降のご相談

2回目以降は、直接来店または電話、メールでのご相談が可能となります。

  • 相談の予約日時の前までに口唇の画像(毎日の口唇の変化を撮影していただき、より詳細な検討を行えるようご協力ください。)と予約日前日の舌の画像を添付して、メールをください。

これらの画像とこれまでの画像からケアの仕方、外用薬の使用法、日常生活の改善ポイント、漢方を使用している場合には漢方薬が効果を発揮しているかどうかの検討を行い、口唇の状態についての説明ならびアドバイスを相談毎に行ってまいります。

  • 自身の口唇の状態を把握できた後はメール相談でケアなどのアドバイス、漢方処方(処方微調節等がある場合はその理由も併せて)の説明を行うことも可能となります。ご自身のライフスタイル(当薬局の営業時間内に電話相談を行うことが難しい場合など)に合わせてください。

月額の予算

剥脱性口唇炎の状況、経過によって費用は大きく変わります。

月額の費用は、最大で月額4~5万円の間になるとお考え下さい。
それを基準にして、アドバイスのみのご相談、漢方薬の予算を制限したご相談、予算を制限せず効果を最大限に発揮する漢方処方のご相談とするのかをお決めいただければと思います。

画像送付について

画像の撮影

毎日の画像はできるだけ同じ時間帯に撮影してください。
撮影のタイミングは、起床後すぐが一番適しています。
そのほかの時間帯になると水分摂取や食事によって表皮の状態が変わる可能性があります。
また外用薬の使用後の撮影では、表皮に光沢が出たりして把握がしにくくなります。歯磨き、洗顔、入浴後では表皮がふやけたりして状態が不明瞭になります。
起床後すぐの撮影は大変だと思いますが、日々の変遷を余計な要因に惑わされることなく把握する必要があるとご理解していただき、ご協力お願いします。

  • 特に浸出液が出ている場合、着色・肥厚し、凹凸感がある場合など、異常度合が強いときは意識して撮影忘れがないようにしてください。その忘れた1枚に改善のヒントが隠されていることもあります。
  • 改善してきて比較的良好な状態で安定し始めた場合は、期間中に数日撮影のし忘れがあっても大きな問題になることは少なくなります。
  • 添付される画像が荒ければ荒いほど(ピントずれなど)、病態把握が困難となりますので、できる限り、鮮明な画像を撮影するようにお願いします。

画像送信のタイミング

基本的には、相談予約の前日にフォルダにその期間中の画像をまとめてメールに添付して送付するか、「ご相談・お問い合わせ」ページの「画像送付フォーム」から送ってください。

たまに日々の画像を直接メールに添付される方がいらっしゃいますが、その場合、こちらに送付される画像は日付がバラバラになり、順を追って状態の変化を把握することが難しくなるため、必ずフォルダにまとめるようにお願いします。

どのように撮影するか

撮影の方法は各個人にお任せしております。多くの方はスマホの画面上にあるカメラで撮影されています。デジカメで撮影している方もいらっしゃいます。
画像は口唇のみを撮影されている方がほとんどです。顔面全体を撮影されている方もいらっしゃいますが、この場合、口唇の状態を確認するために拡大すると画素数が悪くなり、画像が荒くなるため、おすすめしておりません。

また口唇をすぼめたり、力を入れたり、不自然な形で患部を強調する方がいますが、逆に患部の状態が把握しにくくなるため、軽く口を開けた状態もしくは口を閉じた自然な状態で撮影するようにお願いします。

画像サンプル


このように口唇の細部を観察できるようにできるだけ鮮明な画像で送信してください。

症状について

口唇炎の状態

当薬局にご相談に来られる方は剥脱性口唇炎と思われている方がほとんどですが、中には急性口唇炎、化膿性口唇炎、ヘルペス性口唇炎、紫外線口唇炎、アトピー性口唇炎など、明らかに剥脱性口唇炎とは異なる場合もあります。

剥脱性口唇炎と思われる症状でない場合において、西洋医学的な治療を最優先すべきと判断した場合には、病院へ受診するように勧告しますので、ご了承ください。

口唇炎の改善にかかる期間

症状が軽かったり、経過が短い場合、急性口唇炎などの場合には、比較的早い段階で効果が見られることがほとんどです。
一方、剥脱性口唇炎で口唇組織のダメージが大きく、代謝のリズムの乱れがあったり、形成される表皮の質が低下している場合や疾患の経過が長い場合には、数か月~年単位の時間が必要になってくることがあります。

生活習慣の改善、漢方薬・サプリメント、外用薬

何度も言うように各個人で行っていただく生活習慣の改善、使用する漢方薬やサプリメント、外用薬は大きく異なります。また同じ人であっても、口唇状態の変遷過程(剥脱するサイクル、剥がれた皮の色調、乾燥度、剥脱後の疼痛・熱感・腫脹・色調、皮の密着度、剥がれ方など)で、それぞれの対応法も異なってきます。

つまりずっと同じことを繰り返していくことは少なく、その時々の状況を毎回丁寧に観察し、その観察の結果をもとに微調節を繰り返して改善に向けて取り組んでいくと考えてください。

口唇の皮の変化

急性炎症の場合には外用薬を使った適切な治療および漢方薬の使用により短期間で変化することが多いです。
一方、急性炎症でもリンパ液の漏出を伴う口唇炎の場合には、リンパ液の漏出が止まるまで口唇の状態が悪く見えたり、皮が剥がれるまでに2週間~4週間程度の時間がかかることがあります。このときに見た目が悪いことに不安を覚えたり、無理に剥がしてしまうと反って症状が悪化し、治癒までに時間がかかるようになってしまいますが、我慢強く自然に剥がれるまで待つことで、症状は好転することが多いです。

まれに難治性の急性炎症が何をしても治まらないケースがありますが、その場合は当薬局での相談を中止し、専門の医療機関に受診するように勧告しております。


いつまで漢方薬を続けたらよいか?

剥脱性口唇炎が改善してくるにしたがって、「いつまで服用すればよいか?」というご質問を多くいただきます。
当店ではいつまで服用するかは、ご本人次第だと考えております。
それは、それぞれのケースで、口唇の状態をどこまで改善したいのかという判断基準が異なるからです。
例えば…

  • 完璧に治したい
  • 多少荒れても今より良くなったらそれでいい
  • 見た目が普通に見えたらそれでいい
  • 口紅が使用できるくらいになりたい

など、それぞれ希望が異なります。

したがって、ご自身の中で納得できる状況になったと感じたとき、もしくは効果がないと判断されたときに、漢方薬を減薬したり、中止したりすればよいと考えております。

※ 当店では無理やり継続するように押し売りするようなことは一切ございません。